学校給食の無償化の背景

学校給食の無償化の背景
 
驚くべきことに、今ここ潟上市の小中学生の12.2%、8.2人に1人の児童生徒が生活が困窮し支援を必要としているという実態があります。要保護、準要保護児童生徒の数が年々増加しているのです。子どもの貧困が潟上市でもここまで広がっている実態があります。 
 
学校での見た目やふるまいは普通の子どもと変わりないので、この貧困は外からは見えにくく「見えない貧困」といわれております。 
 
食事が十分にとれない、学校などで使う運動用具がない、服を買ってもらえないなどという
物質の欠如だけでなく、
親が朝早くから夜遅くまで働きづめのため、一番大切な時期に親と過ごす時間が極端に少いために起こる
つながりの剥奪や、
習い事をしたくてもできない、本が買えない、必要な教材が買えないなどによる
教育経験の剥奪
など子どもの頃形成されるのに重要な要素が、失われがちになるという傾向があります。
 
そしてこのような貧困は、親から子どもへと引き継がれてしまいやすく、「負のスパイラル」に陥ってしまいやすいと言われています。
 
また親自身ご自分が生きていくので精いっぱいなので、子どもだけでなく、自分の親が介護が必要になったとき、とても面倒がみきれないということにもなってしまいます。
 
この連鎖はなんとしても早急に断ち切らなくてはなりません。
 
どんな対策が必要なのでしょうか
 
学校給食の無償化はこの課題解決のための大きな政策の一つになると考えています。
コストは
小学生1524人 × 月額給食費4300円 × 12ケ月 = 約8000万円
中学生 892人 × 月額給食費4800円 × 12ケ月 = 約5000万円
です。
この予算があれば学校給食の無償化は実現できます。
 
これが私の主張の最優先課題の1つです。
 
 
みんなが笑顔の潟上になりますように。
 
 
それでは最後に潟上の風景を載せて終わりにしたいと思います。
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 明日もみんなにいい風吹きますように!
 
 
 
 

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